今回は、BtoB PR/広報から少し離れて軽い話題をお届けします。
脈絡のない3つのキーワードを入力すると、地図上に特定のスポットが表示される「what3words」というサービスが面白いです。2021年11月からは日本国内向けにテレビCMの出稿も行なっています。
住所入力フォームにスマホやキーボードから入力するのは、皆さん慣れてきていますが、電話のコールセンターなんかでは口頭で住所を伝えるのは手間だったりします。また、慣れない地域の住所は地名が読めないこともあります。(個人的には京都の町名以外の「上る・下る・東入ル・西入ル」というローカルルールは謎すぎて、毎回タクシーで戸惑います…。)
現在では、google mapのスポット検索などがそれを補っていますが、これから将来は全く新しい利便性が提供されることでしょう。what3wordsは地球上を57兆個のマスに分割して、3つの単語で三メートル四方まで場所を絞り込むことができるので、これまで以上に細かな単位を指定することができます。
・配車/配送、相乗りタクシー、荷物のピックアップ地点の指定
・広大な山の中での正確な位置の特定(道や地図が整備されていなくて現時点では正確な場所が特定できない)
・ドローン配達の到着地点のスポット指定
など、新たなサービス×what3wordsの相性が良さそうです。
BtoB分野向けでは、ロジスティックスはもちろんのこと、道路や線路などの補修位置、汚染地域の特定(ゴミの多い場所から優先的に清掃)などにも活用できそうです。https://what3words.com/business
2018年11月にはSony Innovation Fundが出資しているので、将来のソニー製のクルマにもwhat3wordsが実装されるのでしょうか?こういうテクノロジーはワクワクしますね。