Pinterestを覚えてますか? 顧客体験をムービーで伝える。
Pinterest(ピンタレスト)を覚えているでしょうか?
2010年にアメリカで誕生した写真シェアサービスで、ネット上の気になる画像をpinupピンナップできます。Interest(興味)をPin(保存)できるということです。例えば、ネットで洋服を探していて気になった写真をサイトを横断して集めて整理することができます。ブラウザーのブックマークはページ毎、Pinterestは画像毎という区分けでしょうか。ソーシャルの要素も強く、リアルの友達同士でフォローしたり、趣味の合う会ったことのない人とも繋がることができます。
2012年には楽天が出資しました。それ以降、日本ではあまり耳にしなくなってしまったサービスです。Similar webのデータでも寂しい感じです。そういう私もスタート当初に試すぐらい利用して、そのまま利用することがなく放置してました。
つい、数ヶ月前(2017年2月頃)にデザインやインテリアの情報を集め始め、PCやスマホに写真や画面キャプチャーで保存したり、Facebookで自分限定投稿していました。しかし、これがどうも効率が悪い。結局、どこに保存したのか忘れてしまい一覧性がなく使いづらいものになってしまいました。
そんな時に「そういえばPinterestがあったな〜」と思い出しアクセスしてみるとアカウントが生きてました。そして、使ってみるととても便利!スイスイと気に入ったデザインやインテリアの写真が集められます。こういうニーズを満たしてくれるサービスだったんだなと今更ながら実感したわけです。
デザインの仕事で、デザイナーさんとのイメージ共有する際にもPinterestを使ってみたのですが、これもなかなか便利に役立ちました。デザイナーさんによると店舗や住宅のデザインをする際にはスタッフの人がひたすら参考情報を海外雑誌などからクリッピングする作業があるそうで、それがPinterestでは数十倍のスピードで実現できるそうです。例えば、バーのデザインを考えている場合はこんな風に活用できます。これはいちいち複数のサイトや雑誌を探す手間がなく便利です。
instagramのように普通のユーザーが日常的にPnterestを使うかと言うと「???」ですが、何かをきっかけにブレイクする可能性があるかもしれません。
とっても良いなと感じたのが、こちらの顧客体験ムービーです。
このような顧客体験ムービだとAppleが制作するものがエモーショナルで刺激になりますが、こちらのPinterestのムービーも顧客体験をとてもよく表現できていますね。海外ではなく日本のシチュエーションで演出されていることも好印象です。