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今日から活かせるBtoB PRのノウハウや事例をお伝えするブログです。
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BtoB PR勉強会 2014.07.25開催レポート

さて本題・・・連続開催の3回目だったわけですが、今回からセミナーではなく、勉強会という体裁で、「BtoB PRご担当者が学べて、つながれて、明日からすぐに役立つ」というコンセプトにしました。時間もお仕事終わりの夜7時から、ビールもご提供して和やかな雰囲気です。

 

テーマは、「BtoBサービスサイト」と「動画マーケティング」の2本立て。業務系ソリューション、ネットワークインフラ、ECサイトシステムなどなど広報PRや営業戦略の皆さま20名ぐらいにご参加いただきました。

 

事前にアンケートを取ったのですが、こんな感じでした。

Q いま、御社で実施しているBtoB PR 施策はなんですか?(複数選択)

・展示会への出展やセミナー開催 11
・WEBサイト(商品やサービス紹介のページ) 9
・ダイレクトメールの発送 7
・WEBマーケティング(SEM、ランディングページなど) 6
・カタログ配布 5
・WEB広告 5
・ソーシャルメディア(Facebookページ、ツイッターなど) 5
・マスメディア(テレビや新聞、業界誌)への露出売り込み 3
・書籍出版 2
・マス広告 1
・動画マーケティング 0
・その他 0

⇒展示会とWEBの2つを運営しているという状況のようです。さすがに施策領域が広いのでご苦労も多いと感じました。

 

Q どんな課題がありますか?

・やり方がわからない。方法論が確立していない。 10
・自分の経験や勉強が足りない。 10
・KPI(定量的な指標)の設定が難しい。 7
・どんな施策をすべきかアイデアが足りない。 4
・社内で経験のある人がいない 4
・予算が確保できない。 4
・思ったような成果が上げられていない。 4
・社内や上司の理解が少ない。 2
・経験のある人材を採用できない 2
・学ぶにも出版物が少ない。 1
・良い外部パートナーがいない。 1
・他部署との役割分担が不明確 1

⇒やはり、大きなポイントはBtoB PR自体がメソッドがなく、ゆえに勉強できる場も少なく、施策実施につながっていないということでした。

 

今後も勉強会は定期的に開催していきます。こちらもたくさんのことを学ばせていただいた良い機会でした。ちなみにこんなセミナーイベントのプロデュースしていますのでお仕事お願いします。テーマコンセプト企画、集客ターゲティング、オペレーションまでお任せください。

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今回はBtoB PRの内容からは少し離れて、「社員のやる気向上」についてのお話です。

 

社員のモチベーション向上といえば、リンクアンドモチベーションが有名です。数年前に利用させていただいたことがあり、的確で細やかで良い内容でした。しかし、診断に結構手間が掛かったり、予算のたくさんある企業でないと、なかなか導入が難しいものです。

 

最近、テレビなどでも取り上げられている書籍に「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」があります。エピソード投稿サイト「STORYS.JP」で話題となり、書籍化されました。(これ自体も見事なPRの成功事例ですね。)

 

タイトルそのままなのですが、ギャルが教師と出会い成長していく物語です。教師は心理学をベースに、ギャルに最適な指導法を考え実行していくのですが、そこで語られているメソッドがとてもわかりやすく興味深いのです。人のタイプを9つに別けて、それぞれに最適な指導方針をとっていく、というものです。
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例えば、「いろいろなことをやりたがるが、詰めが甘い」人は楽天家タイプ。普段、他人の悩みを長時間聴くことが苦手な人がここに当てはまるそうです。そんな人への指導法は、成功しても褒めてはダメで、逆に失敗したら褒めるのが得策だそうです。なぜなら、楽天家の人は好奇心が旺盛でほっといてもガンガンやるので、わざわざ褒めなくても自分で気持ちよくなる傾向があります。逆につまづいた時に、チャレンジしたことを褒めることで、やる気がアップします。GO!GO!なノリを大切に軽い課題を連覇させることが良いそうです。こんな感じに9タイプそれぞれへの指導法があります。

 

大掛かりな取り組みではなく、今日からでもすぐに導入できるメソッドだったので、受験⇒ビジネス版にアレンジし直してみました。興味ある方はご連絡ください。

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広告やPRに関わる人の多くが驚いたペプシの比較広告CM。登場したのは2013年で、すぐに問題になって放映中止になるかと思いきや、2014年夏も引き続きテレビで流れています。「うちの商品は他よりも優れていますよ」ということを伝えるのが広告の大きな要素ですが、ここまでも大胆に競争相手(コカコーラ)のロゴや商品写真を使ったものは稀です。

BtoBにおいても商品説明資料や提案資料には他社との比較データーがたくさん盛り込まれています。コーラも特定業界に特化したBtoB商品もライバルが明確で少ないといった点では同じで、えげつないほどの比較や、自社が良く見えるようなトリックが満載です。重要なのは、それを買って導入することで本当に自分にとってメリットがあるのかを冷静に判断することで、提供側のあおりに流されないことです。ペプシorコカコーラのどちらかを飲むぐらいなら大したインパクトはありませんが、高額な予算で企業に導入するとなったら間違えた判断は大きな悪影響になります。

PRも商品やサービスをより良く魅せるため「ありもしないこと、できもしないこと」を盛り込むケースもあります。その線引きは極めて微妙で、ガイドラインで規制できるようなものでもなく、PRする人の倫理観に委ねられているのです。

提供側が忘れてならないことは、受け手(広告を見る消費者、購買担当者)も、度重なる他社比較には必ずうんざりする日が来るということです。ネットにより情報ソースが多くなり、それを的確に分析判断できる力も時代と共に増していきます。転職で元ライバル会社だったり、自分よりも詳しい担当者が窓口になることも多いのです。そんな時代には「差別化」を超えた世界観の共有と、何よりも誠実さが大切になります。自社のファンを作り、その関係を育んでいくことです。

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IT業界以外の人にはまだ馴染みのない言葉「AWS」 業界内では、日本に留まらず、世界的にとても注目されています。インターネットの登場⇒モバイル・スマホの普及⇒その次 ぐらいのインパクトだとも言われています。「AWS」は知らなくとも「クラウド」というと何となく聞いたことがある人も多いはず。ただ、クラウドはあくまでも概念のことなので捉えどころがないというのも事実です。クラウドとは何か?はここあたりをご覧いただければ感じるように極めてぼんやりとしたもです。

ここのところ「○○クラウド」や雲のロゴをつけたサービスがやたらと増えています。有名なところではappleのiCloudです。音楽や写真がiPhoneやiPadなど自分の持っているデバイスからならどこからでもアクセスできるという便利なものです。富士通やNECなど日本の大手IT企業もこの流れに乗り遅れまいと様々な取り組みをしています。しかし、現状ではデーターストレージの延長程度のサービス内容です。

そこで、脅威?!となっているのがネット通販のアマゾンが提供しているクラウドサービスがAmazon Web Services、つまり「AWS」です。AWSは当面のクラウド業界の覇権を握っていきます。「提供側がユーザーに対してオープンな姿勢があること」「クラウドの真の活用ができるエンジニアがAmazonやgoogleのカルチャーに慣れた若い世代であること」、そして「Amazonの活動がとんでもなく早く、値下げが進んでいること」が理由です。
技術的にも今まで物理的に準備をしていたサーバー構成が、画面上から瞬時に設定ができます。また、急なアクセス集中に耐えられる仕組みもあります。パソコンとクレジットカードがあれば誰でもどこからでも最強のサーバーシステムを自在に組み上げることができるのです。「ワンクリックで本がすぐに手元に届く」、15年前に味わったあのAmazonの感動を思い出してください。それがシステム業界にいま起きているのです。
これから5年、10年、AWSのパワーを最大活用した個別のサービスが次々に生まれて、僕らの生活を便利に楽しくしてくれるでしょう。いまは、その基盤がすくすくと育ってきている段階なのです。

先日、AWSのイベント「AWS Summit Tokyo 2014」に出掛けてきました。東京・品川のグランドプリンスホテル新高輪が会場でした。周辺は他のビジネスショーよりもラフなスタイルな人々で溢れていました。こんな様子からもAWSに取り組んでいるのは新興のIT企業が中心なのでしょう。
大手企業でもシステム部門の担当者が多いイメージで、経営企画やマーケティングの担当のような雰囲気の人はあまり見かけず、ましてや年輩の経営者は全くいませんでした。今後、AWSやクラウドが経営戦略の根幹になっていくのは間違いのないことで、こんな様子は少し不安を感じるものでした。

ご相談やご提案依頼などお気軽にお問合せください。
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