BtoB PR専門のPR会社 株式会社ジョイン(JOIN)

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JOIN ブログ「日々是吉日」
今日から活かせるBtoB PRのノウハウや事例をお伝えするブログです。

JOINで携わる案件で最近増えているのが「限定されたターゲット」へのマーケティングです。

BtoCは一般消費者を対象とした広いマーケティングが主体ですが、BtoBの場合は、企業が対象となり、母数が少なくなります。さらに、ターゲットが限定されると「企業内の個人」であったり、「個人のプロユーザー」が対象となります。

例えば、

・上場企業の新規事業担当役員

・リサイクル業務担当者

・特定分野の大学教授や研究者

・医師(大学病院、開業医)

・弁護士や会計士などの個人事業主

といったようにピンポイントのターゲットへのマーケティングです。それぞれ多くても3万人程度、少ないと数百名しか日本国内に存在しない人々です。

「限定されたターゲット」の彼らの特徴はこうです。

・日々の業務が多忙

・営業コンタクトが難しい、通常の営業活動では到達しづらい

・展示会やレセプションなどリアルの場にも出てこない

・ネットで検索しない(ニーズが顕在化していない、そもそもキーワードが浮かばない)

それが長年その商売を続けている会社であれば知名度や太いチャネルがあるので可能であるけれども、新しい商材であったり、新興企業の場合は難しい課題です。

「展示会でコンタクトしよう」とか「検索やリターゲティング広告で獲得しよう」など、単発の施策では一筋縄にはうまくいきません。流行りの「マーケティングオートメーション」が通用するものでもありません。

では、一体何が有効なのかというと、全体を俯瞰しつつ細部にこだわる戦略が必要です。基本に立ち戻り、ターゲット攻略のための年間プランを練り、有効性のある施策を認知から購買に至るまでのプロセスに沿って組み立てる。そして、一つ一つの施策にこだわり積み重ねていくことです。

ここ10年以上デジタルと効率化の名のもとに、ないがしろにされてきた日本的な営業スタイルが、最新の施策と結びつくことで成功につながります。

 

平素は、格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。当社JOINの年末年始の営業に関しまして、下記の通りご案内いたします。

年末年始休業日: 2015年12月26日(月曜日)~ 2016年1月5日(火曜日)

年始の営業開始日: 2016年1月6日(水曜日)

年の瀬のご挨拶にかえて~

JOINを株式会社化して早くも一年が経とうとしています。この365日毎日が特別な日々でした。うまくいったことも、うまくいかなかったこともありましたが、私たちにとって楽しくなかった日はなかったと思います。たくさんの出会いに感謝いたします。

写真は秋のはじめに神頼み?!に訪れた秩父の山の上にある三峯神社です。関東最強のパワースポットとのことです。良いお年をお迎えください。

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WEBサイトやカタログを作るとき、何パターンの中からデザインの方向性を選ぶことが一般的ですが、「何を基準に選定するか」が重要になります。ただ、かっこいい、わかりやすいだけではダメなのです。

自分たちがPRや販促をしようとしている商品・サービスの受け手である顧客はどんな人たちで、どんな嗜好を持ち、どんな刺激を与えれば購入に前向きになってくれるのか。それらを深く考え、基準を明らかにしていく必要があります。一人の天才経営者やデザイナーであればその判断基準は明確になりますが、組織で立場も異なる複数の人々がジャッジしていくのはとても大変です。

Apple Watch の方向性が異なるCMを紹介します。ひとつは、2015年4月に公開されたもので、利用シーンを映画のように紡いでいきます。ユーザー体験を見事に描いています。

そして次は、2015年10月に公開されたCMです。背景を削ぎ落としシンプルな演出をしつつも、エモーショナルな体験を見事に表現しています。以前のiPodの踊り狂うロックなCMの印象にも近いですね。

2つを比べると同じ商品とは思えない印象ですが、これは商品のプロダクトサイクルのステージがアーリーアダプター(真っ先にApple Watchを買ったギークな人たち)から、次の購買層に移行していく過程にあり、そのための変化なのです。

もっとも、Apple以外のブランドが、Appleのような表現を真似ることが増えてきたのも変化の大きな原因でしょう。強いブランドは常に自分たちが作ったものを壊して、次に進まないといけません。大切な基準を保ち、育てながら。

 

「金融+IT」でベンチャー20社などが団体  2015/9/30 20:33 出典: 日本経済新聞

ベンチャー企業20社などが30日、金融とIT(情報技術)を融合した「フィンテック」の関連団体「FinTech協会」(東京・港)を10月1日に設立すると発表した。企業同士の交流を深め、新たなフィンテック関連のサービスが生まれやすい環境を整える。

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JOINではオフィシャルメディアとしてイベントの写真取材をさせていただきました。

FinTechとは、Finance(金融)とTechnology(技術)を組み合わせた造語です。平たく表現すると、これまでその複雑さから参入障壁の高かった金融ITの世界に、イノベーティブな技術を持ったベンチャー企業が進出していくことです。世界中で注目されている分野であり、日本でもトレンドワードになりつつあります。

http://www.nikkei.com/article/DGXZZO76056900T20C14A8000064/

同時に、旧態体質のある金融機関や法制度とはバッティングする点も多かったのが事実です。今回の協会設立が一つの契機になり、金融サービスがもっと便利にセキュアーになっていくことを望みます。

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150名を超える金融関係者やテレビ局、新聞社などの取材も来て、盛り上がっていました。

 

昨日(2015年8月27日)は「WEB営業力勉強会」を開催しました。3ヶ月連続開催の最終回でした。

これまでは赤坂や渋谷など都内での開催でしたが、今回は東京郊外の町田を会場としました。どのような参加者が何人くらい集まるのか?また、このような内容は受け入れられるのか?正直、開催前は開催者一同が不安を感じていました。内容や進め方を毎回改善して、徐々に参加者も増え50名を超える皆さまにWEB営業力について取組んでいただきました。

町田周辺の金融機関や商工会にもご協力をいただき、会報誌や市のコミュニティ誌(なんと月3回も町田市の全世帯に発行されている強力な媒体です)でのPR告知を行いました。これは今までネット集客やパートナー会社経由で募っていた方法とは全く違う手法で、とても良い経験になりました。

何よりも嬉しかったのは、これまでに出会うことのなかったタイプの方に参加していただいたことです。それは、リフォームや生前整理など人々の生活に密着したリアルな事業を展開する若い経営者や担当者です。彼らは本当に強い意識を持って参加していました。人脈や大きなバックアップがおそらく少ない中で、WEB営業力を高めてそこに活路を求めようとしているのです。その姿勢には私たち開催者も感動しました。そして自身も頑張っていこうと意識しました。

ご参加、ご協力いただいた皆さま、本当にありがとうございました。

 

ご相談やご提案依頼などお気軽にお問合せください。
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