9つのタイプでやる気を伸ばす。
今回はBtoB PRの内容からは少し離れて、「社員のやる気向上」についてのお話です。
社員のモチベーション向上といえば、リンクアンドモチベーションが有名です。数年前に利用させていただいたことがあり、的確で細やかで良い内容でした。しかし、診断に結構手間が掛かったり、予算のたくさんある企業でないと、なかなか導入が難しいものです。
最近、テレビなどでも取り上げられている書籍に「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」があります。エピソード投稿サイト「STORYS.JP」で話題となり、書籍化されました。(これ自体も見事なPRの成功事例ですね。)
タイトルそのままなのですが、ギャルが教師と出会い成長していく物語です。教師は心理学をベースに、ギャルに最適な指導法を考え実行していくのですが、そこで語られているメソッドがとてもわかりやすく興味深いのです。人のタイプを9つに別けて、それぞれに最適な指導方針をとっていく、というものです。
例えば、「いろいろなことをやりたがるが、詰めが甘い」人は楽天家タイプ。普段、他人の悩みを長時間聴くことが苦手な人がここに当てはまるそうです。そんな人への指導法は、成功しても褒めてはダメで、逆に失敗したら褒めるのが得策だそうです。なぜなら、楽天家の人は好奇心が旺盛でほっといてもガンガンやるので、わざわざ褒めなくても自分で気持ちよくなる傾向があります。逆につまづいた時に、チャレンジしたことを褒めることで、やる気がアップします。GO!GO!なノリを大切に軽い課題を連覇させることが良いそうです。こんな感じに9タイプそれぞれへの指導法があります。
大掛かりな取り組みではなく、今日からでもすぐに導入できるメソッドだったので、受験⇒ビジネス版にアレンジし直してみました。興味ある方はご連絡ください。