よりリアルに、生々しく。
「CP+」というイベントをご存知でしょうか? 「シーピープラス」と読みます。カメラと写真技術の最前線が紹介される展示会です。
日本メーカーのデジタルカメラの世界シェアは75%以上、一眼レフカメラでは99%です。スマホによる侵食が懸念されていますが、圧倒的な市場占有率です。国内で体験できる楽しい機会です。毎年、仕事と趣味半分で出掛けています。
2015年、たくさんの技術展示や撮影イベントの中で、最も目をひいたのはソニーのLED4Kディスプレーでした。
とにかく巨大、そして鮮やか。生々しさを超える体験がありました。こちらの記事によると、なんと!「355型」16:9表示時は、8×4.2m(幅×高さ) 映画館のスクリーンのような迫力が、周囲が明るい環境でも発揮されます。
企業のプロモーションムービーでの活用はもちろん、ここに絵画や巨大壁画が表現されても面白いです。BtoBであれば、普段は立ち入ることのできないモノづくりの工場や工房の様子を映し出してみたいです。夜間閉まっている社屋や店舗のウィンドウで表示すれば新しい体験のできるショールームになります。
さらに、遠隔の会議やグループワークも鮮明な巨大ディスプレーに映し出すとまるで目の前に等身大でいるような、よりリアルに生々しいコミュニケーションが実現します。
銀座の真ん中のバーで南の島のビーチや海中のダイビング映像を楽しんだり、暑い夏は南極の映像に包まれたり、そんな体験もしてみたいです。ドイツのビール祭りとか共有できたら良いなー。時差があるけど(笑)
以前に「スカイプ鍋」という企画をしたことがあります。隠岐の島の海士町と東京のオフィスで同じ材料で、同時に鍋パーティをするというものです。海士町側には漁師や農家の方にもご参加いただいて、食材についての説明をしていただきました。小さなパソコンの画面でしたが、声が聞こえて、映像が見られて、そして同じ味を共有できてとても楽しい体験でした。
アイデアコンテスト開催したいですね。
このブログを読んでいるメーカーの皆さん、ぜひお声がけください!